シラバス情報

科目名
精神保健福祉援助演習(基礎)
開講年度学期
2023年度前期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
1.00単位
時間
教室
教科書

1.担当教員
担当教員
志水 田鶴子
研究室
オフィスアワー

2.授業の目的
(1)授業の目的
①ソーシャルワークの知識と技術に係る他の科目との関連性を踏まえ、社会福祉士及び精神保健福祉士として求められる基礎的な能力を涵養する。
②ソーシャルワークの価値規範と倫理を実践的に理解する。
③ソーシャルワークの実践に必要なコミュニケーション能力を養う。
④ソーシャルワークの展開過程において用いられる、知識と技術を実践的に理解する。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①ソーシャルワークの知識と技術に係る他の科目との関連性を踏まえ、社会福祉士及び精神保健福祉士として求められる基礎的な能力を涵養する。
②ソーシャルワークの価値規範と倫理を実践的に理解する。
③ソーシャルワークの実践に必要なコミュニケーション能力を養う。
④ソーシャルワークの展開過程において用いられる、知識と技術を実践的に理解する。
※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】

3.授業の概要
 精神保健福祉援助の知識と技術に係る他の科目との関連性も視野に入れつつ、精神保健福祉士に求められる相談援助に係る基礎的な知識と技術について、次に掲げる方法を用いて、実践的に習得するとともに、専門的援助技術として概念化し理論化し体系立てていくことができる能力を涵養する。
 ① 相談援助に係る基礎的な知識と技術に関する具体的な実技を用いる。
 ② 個別指導並びに集団指導を通して、地域福祉の基盤整備と開発に係る具体的な相談事例を体系的にとりあげる。
   授業では、グループワークやプレゼンテーションなどアクティブ・ラーニングの形態により実践力を身につける。
  クリッカー等を使用して課題の提出などを求め双方向型授業を行う。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
教科書を使った予習が必要。授業前に必ず該当する教科書のページに目を通して、疑問点をまとめてくること。
(2)授業の受け方
重要と思われる事項や疑問点が授業内で解決した場合、新たな疑問が生じた場合はノートに記載しておくこと。
(3)復習の仕方
復習では、その日のうちにノート(面接記録)をまとめ、不明な点や疑問点を調べて加筆しておくこと。

5.受講にあたってのルール
(1)受講時の基本姿勢
   受講時は、私語を慎み、居眠り等は厳禁である。また、演習中は、携帯電話をカバンにしまうこと。
(2)遅刻・欠席・早退等の扱い
   授業は、全体の2/3以上の出席が必要。授業開始20分を過ぎての入室は、欠席とみなす。
(3)授業の形態
   この科目は演習であり、グループワークなので役割分担をしっかりと果たすこと。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション…授業の進め方
精神保健福祉士養成における演習の意義と位置づけ
第1章を参照のこと
第2回
人と環境の交互作用
第2章第1節を読んでくること。また、関連科目の教科書を参照し、講義内容の理解を深めて授業に参加すること
第3回
自己理解と他者理解
第2章第2節を読んでくること。また、関連科目の教科書を参照し、講義内容の理解を深めて授業に参加すること
第4回
ソーシャルワークの対象、機能と役割
ソーシャルワークの対象
第3章第1節を読んでくること。また、関連科目の教科書を参照し、講義内容の理解を深めて授業に参加すること
第5回
ソーシャルワークの価値と基準及び倫理、理念
第3章第2節を読んでくること。また、関連科目の教科書を参照し、講義内容の理解を深めて授業に参加すること
第6回
ソーシャルワークの機能とソーシャルワーカーの役割
第3章第3節を読んでくること。また、関連科目の教科書を参照し、講義内容の理解を深めて授業に参加すること
第7回
コミュニケーション技術
第4章第1節を読んでくること。また、関連科目の教科書を参照し、講義内容の理解を深めて授業に参加すること
第8回
面接技術
第4章第2節を読んでくること。また、関連科目の教科書を参照し、講義内容の理解を深めて授業に参加すること
第9回
ソーシャルワークの展開過程と関連技術
ケースの発見とエンゲージメント(インテーク)
第5章第1節を読んでくること。また、関連科目の教科書を参照し、講義内容の理解を深めて授業に参加すること
第10回
アセスメント
第5章第2節を読んでくること。また、関連科目の教科書を参照し、講義内容の理解を深めて授業に参加すること
第11回
プランニング
第5章第3節を読んでくること。また、関連科目の教科書を参照し、講義内容の理解を深めて授業に参加すること
第12回
支援の実施とモニタリング
第5章第4節を読んでくること。また、関連科目の教科書を参照し、講義内容の理解を深めて授業に参加すること
第13回
支援の終結と結果評価、アフターケア
第5章第5節を読んでくること。また、関連科目の教科書を参照し、講義内容の理解を深めて授業に参加すること
第14回
ソーシャルワーク実習後の演習
事例検討、事例研究
スーパービジョン
第6章第1節,第2節を読んでくること。また、関連科目の教科書を参照し、講義内容の理解を深めて授業に参加すること
第15回
まとめ
第16回
予習・復習
予習では、教科書や参考文献にて援助技術について事前に学習することが必要。復習では、その日のうちにノートをまとめ、課題や疑問点を加筆しておく。
目安の時間として、授業1コマにつき、60分が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 出席(30%)…2/3以上の出席が必要である。
(2) 発表・グループ活動の参加(70%)…発表の内容、質問の態度等を含め評価を行う。

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1) 精神保健福祉士国家試験受験資格取得のための必須科目である。
(2) 特別な配慮を要する学生は相談しながら進めるので申し出て欲しい。
 (3) (自然)災害時等にはzoomで授業を実施するので、必ずユニバーサルパスポートを確認すること。