実習前教育では、実習教育の枠組みと展開を理解したうえで、実習計画書の作成などの課題を確実にこなすことを求める。その結果として、社会福祉士国家試験受験資格取得「指定科目」であるソーシャルワーク実習(本学では社会福祉援助技術実習)を行うのにふさわしい総合的な知識と技術を身に着けることが目的である。 実習後教育では、①実習成果の整理と共有(実習経験の整理と各種報告会)、②実習評価(自己評価、実習先の評価、ディレンマ体験とスーパービジョン経験の整理)、③継続研究(実習テーマの到達度、実習経験や課題のまとめ、新たな問題意識、研究テーマの設定)をバランスよく行う。 また事前教育、事後教育の内容と水準は、この科目が社会福祉士国家試験受験資格取得「指定科目」であることから厚生労働省指定の内容と水準になる。
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