シラバス情報

科目名
ソーシャルワークの基盤と専門職
開講年度学期
2023年度前期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
水曜日2限目(10:40〜12:10)
教室
525教室
教科書
ソ教連編集(2021)「最新 社会福祉士養成講座11 ソーシャルワークの基盤と専門職[共通・社会専門]」中央法規出版

1.担当教員
担当教員
白川 充
研究室
5号館4階
オフィスアワー
金曜日2時限(10:40〜12:10)

2.授業の目的
(1)授業の目的
 ソーシャルワークの基盤と専門職について、この科目「ソーシャルワークの基盤と専門職(共通)」が取り上げる範囲の概要を理解することを目的とする。その内容と水準については、この科目が社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験資格取得「指定科目」であるため、厚生労働省指定の内容と水準とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①厚生労働省が求める「ソーシャルの基盤と専門職(共通)」の内容と水準に到達すること。
(心福DP1①、心福DP6①、心福DP7①、②)
②社会福祉士及び精神保健福祉士の法的な位置づけについて理解すること。
(心福DP6①、心福DP7①、②)
③ソーシャルワークの概念について理解すること。
(心福DP7②)
④ソーシャルワークの基盤となる考え方について理解すること。
(心福DP7②)
⑤ソーシャルワークの形成過程について理解すること。
(心福DP7②)
⑥ソーシャルワークの倫理について理解すること。
(心福DP7②)
⑦②〜⑥の知識群に関する課題について論述できるようになること。
(心福DP6③)
※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】

3.授業の概要
 原則として、最初の10分は前回のリアクションペーパーに寄せられた質問等についての回答にあてる。その後、80分程度、授業計画に沿って、教科書を中心に概説する。その日の授業内容に関するリアクションペーパー(内容理解と質問事項)を毎回書いてもらう。毎回の授業資料(パワーポイント等)の事前提示とリアクション・ペーパーは、LMSを活用する。
 

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
 教科書を使った予習が必要。授業前に必ず該当する教科書のページに目を通して、不明な専門用語は調べ、疑問点をまとめておくこと。尚、LMSを活用するので、授業資料(パワーポイント等)は事前に閲覧しておくこと。
(2)授業の受け方
 授業は解説中心となるので、テキストを見ながら内容を確認し、不明な点はメモして、後でリアクションペーパーに質問として記載すること。
(3)復習の仕方
 その日のうちにノートを整理し、疑問点を調べておくこと。

5.受講にあたってのルール
 指定科目の内容をこなすためには時間的な余裕がないので板書はしない。私語厳禁。授業中の居眠りは避けてほしい。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション:授業全体の進め方
1.ソーシャルワーク専門職である社会福祉士および精神保健福祉士の法的な位置づけ①
教科書pp. 1-14を読んでくること。
第2回
1.ソーシャルワーク専門職である社会福祉士および精神保健福祉士の法的な位置づけ②
教科書pp. 15-35を読んでくること。
第3回
1.ソーシャルワーク専門職である社会福祉士および精神保健福祉士の法的な位置づけ③
教科書pp. 36-50を読んでくること。
第4回
2.ソーシャルワークの概念①
教科書pp. 51-67を読んでくること。
第1回レポート課題
第5回
2.ソーシャルワークの概念②
教科書pp. 68-82を読んでくること。
第6回
3.ソーシャルワークの基盤となる考え方①
教科書pp. 85-102を読んでくること。
第7回
3.ソーシャルワークの基盤となる考え方②
教科書pp. 103-118を読んでくること。
第8回
4.ソーシャルワークの形成過程①
教科書pp. 119-131を読んでくること。
第9回
4.ソーシャルワークの形成過程②
教科書pp. 132-144を読んでくること。
第2回レポート課題
第10回
4.ソーシャルワークの形成過程③
教科書pp. 145-156を読んでくること。
第11回
4.ソーシャルワークの形成過程④
教科書pp. 157-170を読んでくること。
第12回
5.ソーシャルワークの倫理①
教科書pp. 171-191を読んでくること。
第13回
5.ソーシャルワークの倫理②
教科書pp. 192-202を読んでくること。
第3回レポート課題
第14回
6.ソーシャルワークの実践事例①
事前配布資料を読んでくること。
第15回
全体総括
これまでに配布したパワーポイント、資料等に目を通してくること。
第16回
予習・復習
教科書を使った予習が必要。授業前に必ず該当する教科書のページに目を通して、疑問点をまとめてくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。尚、LMSを活用するので授業資料(パワーポイント等)は事前に閲覧すること。目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
 以下の(1)試験、(2)課題レポートで総合評価する。欠席回数が3分の1を超える者は、定期試験の受験を認めない。その場合は「F」評価とする。
(1) 試験(70%)…定期試験(論述式問題3題、70分を予定)の点数。
 (到達目標①、到達目標②、到達目標③、到達目標4④、到達目標⑤、到達目標⑥、到達目標⑦)
(2) 課題レポート(30%)…レポート課題3回のうちA評価が2回以上、A評価が1回以上、A評価なしに分け加点する。
 レポート課題の提出と評価・コメントはLMSを介して行う。
 (到達目標①、到達目標②、到達目標③、到達目標4④、到達目標⑤、到達目標⑥、到達目標⑦)

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
 「ソーシャルワークの基盤と専門職(共通)」は、社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験資格取得「指定科目」であるため、その内容と水準は厚生労働省指定のものとなる。なお再試験は実施しない。