シラバス情報

科目名
心理福祉専門演習Ⅲ
開講年度学期
2023年度前期
配当学年
4年
ナンバリング
単位
1.00単位
時間
木曜日4校時(14:40〜16:10)
教室
533教室
教科書

1.担当教員
担当教員
茂木 千明
研究室
5号館4階
オフィスアワー
水曜日3校時(13:00〜14:30)

2.授業の目的
(1)授業の目的
 心理学研究を行う上で、専門的な文献や研究論文を読みこなすことが重要となる。授業では、心理学に関する文献や研究論文を読み、自分の考えをまとめ、発表・討論することを通して、心理学の知識や研究の基礎を身につける。また、先行研究の研究方法や結果を理解した上で、自身の研究計画を立て、研究を進めることができる。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 心理学に関する文献や論文を読み、要約し、発表できる。
② 心理学に関する文献や論文から読み取ったことについて自分の考えをまとめ、問題意識を高めることができる。
③ 先行研究の研究方法を理解し、実際に自身の研究計画を立てることができる。
④ 研究計画に従って調査を実施し、結果をまとめ、論文として執筆する。

 本科目は、心理福祉学科のディプロマポリシー「(1)医療・福祉・教育の分野で人間の理解に基づく支援活動を計画し実践するために必要な意欲・態度および汎用的な能力を身につけている。」に基づき、特に心理コースのディプロマポリシーである「(6)心理学の多様な視点から、人の心の働きと行動を科学的に理解するための知識を備え、現代社会の様々な問題にそれらを応用することができる。」「(7)科学的な人間理解のための研究法や、その結果を適切に報告するためのプレゼンテーション能力、議論するためのコミュニケーション能力を備えている。」「(8)心理学の知識と技法を用いて、自分自身の理解と成長、他者との良好な人間関係づくりに役立てられる。」の達成を目指す科目である。

※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】

3.授業の概要
 心理学に関する文献を読み、心理学研究のまとめ方を理解しながら、自身の問題意識を高める。また、先行研究で得られた心理学的な知識や問題意識について発表する。
 各自の研究テーマを設定し、その研究内容にあった方法を検討し、研究計画を立てる。研究計画に基づいて、調査を実施し、論文としてまとめる。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
 授業を受ける際には、必ず文献の指定された箇所または論文を読んで授業に臨むこと。各自が関心のあるテーマについては、積極的に論文検索をして読み、授業で発表すること。
(2)授業の受け方
 授業は演習形式で進める。研究テーマに関する内容について、全員で討論する。そのため、受講者は事前に文献または論文を読んで授業に参加し、積極的に発言することが求められる。
(3)復習の仕方
 授業で取り上げた文献や論文の内容で、理解できなかったところ(例えば、専門用語や研究方法、統計など)は復習し、調べたり質問したりすること。

5.受講にあたってのルール
(1) 授業中の私語や内職、飲食は厳禁とする。
(2) 授業開始から20分以上遅れて入室した場合には遅刻扱いとし、減点する。
(3) レポートなどの提出は期限を厳守する。
(4) やむを得ず欠席する(した)場合は、必ず事前または事後に担当教員に連絡し指示を受ける。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション … ゼミの進め方
卒論の書き方・研究の進め方
文献検索・図書館利用について
研究テーマ、キーワード、研究の構想等を考えてみる
第2回
文献講読:はじめに・第1章
報告①:各自レジュメ+発表
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
第16回
予習・復習

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)発表(40%)…発表態度や作成したレジュメ、発表内容等について評価する。
(2)ゼミへの積極的な参加(60%)…授業中の発言や出席・受講態度について評価する。
⇒到達目標①②(前期:心理福祉専門演習Ⅲ)
⇒到達目標③④(後期:心理福祉専門演習Ⅳ)


8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1)演習への積極的な参加態度を重視する。
(2)卒論中間発表会、卒論発表会には必ず出席し発表すること。