シラバス情報

科目名
栄養教育論実習 (水曜Ⅰ・Ⅱ校時)
開講年度学期
2023年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
1.00単位
時間
水曜日Ⅰ・Ⅱ校時(9:45〜12:10)
教室
栄養教育実習室
教科書
『栄養教育論実習』(大山珠美・須永美幸編著)

1.担当教員
担当教員
神田 あづさ
研究室
神田 あづさ(182研究室)
オフィスアワー
月曜日(16:20〜17:50)

2.授業の目的
(1)授業の目的
管理栄養士として、人々の疾病の予防・治療や健康の維持・増進にとって欠かすことのできない栄養教育を行う上での必要な知識と技術を学ぶことを目的とする。その上で、個人および集団を対象とした栄養教育の際に必要な技法を身につけ、対象者自らの行動変容により食生活を改善するための方法論を学び、栄養教育を実践できる能力を養うことも目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①栄養教育を行うために必要な知識や技術について習得する(知識)
<健栄DP1、健栄DP2>
②個人および集団を対象とした栄養教育の際に必要な技法を身につける(技能)
<健栄DP1、健栄DP2>

※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】

3.授業の概要
栄養教育においては、対象者自身が自らの課題に気づき、行動変容により課題を解決しようとする対象者中心の支援が求められている。そのためには理論を把握し、その技法を習得した栄養教育の実践が必要となる。この実習では食生活に影響する様々な因子を理解した上で効果的な食行動変容の栄養教育・栄養指導を探り、ライフステージ・ライフスタイル別の栄養改善を目的とする実践活動の技法や方法を学ぶ。
またこの授業では上記を習得するためグループワーク、プレゼンテーションを行う。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
教科書の該当箇所を読んで予習してくると理解しやすい。
(2)授業の受け方
実習内容の説明をよく聞きながらルーズリーフに記録を取れるようにすると良い。
(3)復習の仕方
実際に実習した内容を自分で実施し、改善点を整理する。

5.受講にあたってのルール
(1) 他者の迷惑になる行為はしないこと。
(2) 遅刻および早退は3回で欠席1回の扱いとする。


6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
・オリエンテーション
・栄養教育論実習の概要
・栄養アセスメント(聞き取り)
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(シラバスを熟読すること)
第2回
栄養状態を判断する①
・食品の目測・実測
・身体活動の調査
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(シラバスを熟読すること)
第3回
給与栄養目標量の設定①
・食事摂取基準の算出
・食事記録・生活時間調査の説明
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(シラバスを熟読すること)
第4回
給与栄養目標量の設定②
・食品構成の作成
・食品構成を用いた3日間の献立作成
・1日分の献立作成(栄養価計算)
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(シラバスを熟読すること)
第5回
栄養状態を判断する①
・1日の栄養摂取量の算出
・1日の総エネルギー量と身体活動レベルの算出
・食品校正を用いた比較
・エネルギー、栄養素摂取量、栄養比、
 摂取エネルギーと消費エネルギーのバランス

予習(該当する教科書のページを読む)
復習(シラバスを熟読すること)
第6回
個人要因と環境・ライフスタイルの調査
・栄養アセスメント(質問紙票を用いて)

予習(該当する教科書のページを読む)
復習(シラバスを熟読すること)
第7回
個人要因と環境・ライフスタイルの調査
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(シラバスを熟読すること)
第8回
栄養教育の計画
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(シラバスを熟読すること)
第9回
栄養の評価およびライフステージへの応用
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(シラバスを熟読すること)
第10回
・栄養教育の作成(各自)
・班内で発表
・班で1つにまとめる
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(シラバスを熟読すること)
第11回
・資料・媒体等の作成
・発表練習
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(栄養計画の作成をする)
第12回
栄養教育計画の発表・評価①
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(資料・媒体の作成と発表練習をする)
第13回
・栄養教育計画の再考(録画した発表をDVDで見て再考する)
・発表練習(再考した内容を練習する)
第14回
栄養教育計画の発表・評価②
ファイル提出の締切
第15回
・栄養教育計画の課題の分析(再考した発表を再度DVDにて視聴し指導案に加筆修正し完成させる)
・考察
提出ファイルの返却
第16回
予習・復習
予習・復習 教科書による予習が必要。授業前に必ず該当する教科書のページに目を通し、疑問点をまとめてくること。復習は、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べ加筆しておく。目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分が必要

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 発表(40%)・・・ 与えられた課題について発表する。
<到達目標①、到達目標②>
(2) レポート(50%)・・・ 毎回の課題をまとめ指定日にファイルにて提出する。
<到達目標①、到達目標②>
(3) 出席(10%)、授業態度、・・・ 欠席および遅刻・早退は減点とする。
<到達目標①、到達目標②>

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1)前回の講義内容を復習し、理解しておくこと。
(2)授業の展開によっては、変更の可能性がある。変更の場合には随時お知らせする。
(3)この講義に関して心配のある学生は申し出ること。
(4)原則、この科目は、すべての臨地実習の履修に必要な要件である。
(5)災害等で対面授業が中止の場合は、休講にします。補講は追ってお知らせします。
(6)履修時点でGPAが2.0以上であることが望ましい。