健康管理概論 (水曜Ⅱ校時)

科目名
健康管理概論 (水曜Ⅱ校時)

開講年度学期
2023年度前期
配当学年
3年

ナンバリング

単位
2.00単位

時間
前期水曜日２校時
教室
１４１教室

教科書
古谷野亘・長田久雄『実証研究の手引き　調査と実験の進め方・まとめ方』日本疫学会『はじめて学ぶやさしい疫学　改訂第３版』

1．担当教員

担当教員
鈴木　寿則

研究室
鈴木寿則

オフィスアワー
火曜日１２：１０〜１２：５０

2．授業の目的

(1)授業の目的

保健医療データの取り扱い，分析方法などについて正しく理解し実践できることを目的とする。

(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連

１．調査研究の内容および手続きの基礎を理解し，実践できる。
２．調査研究および保健医療の研究に必要な統計学の基礎を理解する。
３．疫学研究の内容および考え方を理解し，文献の批判的吟味ができる。
本科目は、健康栄養学科のディプロマ・ポリシー「人の健康と栄養および疾病の成り立ちに関する専門基礎知識を身につけている」の達成を目指す科目である。

※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。

【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】

※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。

【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】

3．授業の概要

授業は教科書を読みながら内容を理解し，板書などでまとめて進行する予定である。そして常に社会の現状や問題に対応するため，最新のニュースなども補助資料として取り入れる。

4.授業の受け方・勉強の仕方

(1)予習の仕方

授業予定の箇所を教科書で通読し，分からない箇所があれば調べておくことが望ましい。

(2)授業の受け方

授業中に気づいたこと等をメモするなど各自でノートづくりを工夫することが望ましい。

(3)復習の仕方

授業のなかで分からない箇所や理解を深めたい箇所があった場合は，各自で調べることが望ましい。

5．受講にあたってのルール

１．受講時は私語を慎むこと。
２．授業開始後２０分を超える場合には欠席として扱う。また遅刻２回で欠席１回とする。
　　なお、公共交通機関の遅延のときは，遅延証明書の裏に学籍番号及び氏名を記入して提出すること。
３．授業の欠席が５回に達した者は成績評価を行わない。
４．課題提出にあたっては，提出期限及び条件を満たさないものは一切受け付けない。
５．テストにおける不正行為が明らかになった場合，成績評価はしない。

6．授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間

回
テーマ
予習・復習
備考

第1回
オリエンテーション研究のプロセス
【予習】教科書：第１章の通読【復習】当該授業箇所を中心にノートを整理する（概ね４５分程度）

第2回
データの収集・分析方法の決定について
【予習】教科書：第１章の通読【復習】当該授業箇所を中心にノートを整理する（概ね４５分程度）

第3回
変数とはなにか
【予習】教科書：第２章の通読【復習】当該授業箇所を中心にノートを整理する（概ね４５分程度）

第4回
変数の測定
【予習】教科書：第２章の通読【復習】当該授業箇所を中心にノートを整理する（概ね４５分程度）

第5回
測定値の水準と妥当性
【予習】教科書：第２章の通読【復習】当該授業箇所を中心にノートを整理する（概ね４５分程度）

第6回
調査の計画と方法
【予習】教科書：第３章の通読【復習】当該授業箇所を中心にノートを整理する（概ね４５分程度）

第7回
実験の計画と方法
【予習】教科書：第４章の通読【復習】当該授業箇所を中心にノートを整理する（概ね４５分程度）

第8回
１変数の分析（１）分析の種類
【予習】教科書：第５章の通読【復習】当該授業箇所を中心にノートを整理する（概ね４５分程度）

第9回
１変数の分析（２）標準偏差など
【予習】教科書：第５章の通読【復習】当該授業箇所を中心にノートを整理する（概ね４５分程度）

第10回
2変数の分析（１）クロス集計表など
【予習】教科書：第５章の通読【復習】当該授業箇所を中心にノートを整理する（概ね４５分程度）

第11回
2変数の分析（２）相関分析、回帰直線
【予習】教科書：第５章の通読【復習】当該授業箇所を中心にノートを整理する（概ね４５分程度）

第12回
母集団統計量の推測方法
【予習】教科書：第６章の通読【復習】当該授業箇所を中心にノートを整理する（概ね４５分程度）

第13回
母比率の推定と検定
【予習】教科書：第６章の通読【復習】当該授業箇所を中心にノートを整理する（概ね４５分程度）

第14回
変数の関係
【予習】別途資料等を配布予定【復習】当該授業箇所を中心にノートを整理する（概ね４５分程度）

第15回
疫学との関連
【予習】別途資料等を配布予定【復習】当該授業箇所を中心にノートを整理する（概ね４５分程度）

第16回

予習・復習
教科書を使った予習が必要となる。授業前に必ず該当する教科書のページに目を通して，疑問点をまとめてくること。復習は，その日のうちにノートをまとめ，疑問点を調べて加筆等をすること。目安の時間として，授業１コマにつき予習及び復習併せて概ね６０分が必要となる。

7．評価方法（テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む）

到達目標と評価項目の関連

【到達目標】
１．調査研究の内容および手続きの基礎を理解し，実践できる。
２．調査研究および保健医療の研究に必要な統計学の基礎を理解する。
３．疫学研究の内容および考え方を理解し，文献の批判的吟味ができる。
【評価項目】
１．試験（９０%）再試験は行わない。
２．受講態度等（１０％）

8．参考図書・文献

9．履修上の注意

１．本科目は卒業必修科目及び管理栄養士受験資格の必修科目である。
２．授業を受けるに当たり、学習方法などで不安がある学生は授業終了後又はオフィスアワーで申し出ること。

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