シラバス情報

科目名
栄養教育論Ⅱ (月曜Ⅳ校時)
開講年度学期
2023年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
月曜日Ⅳ校時(14:40〜16:10)
教室
144教室
教科書
管理栄養士講座 栄養教育論 第3版  中村丁次・外山健二、笠原賀子 編著  建帛社(1年次に購入した教科書を使用)

1.担当教員
担当教員
神田 あづさ
研究室
神田あづさ(182研究室)
オフィスアワー
月曜日16:20〜17:50

2.授業の目的
(1)授業の目的
 管理栄養士として、人々の疾病の予防・治療や健康の維持・増進にとって欠かすことのできない栄養教育を行う上での必要な知識と技術を習得することを目的とする。その上で、個人および集団を対象とした栄養教育の際に必要な技法を身につけ、対象者自らの行動変容により食生活を改善するための方法論を学び、栄養教育を実践できる能力を養うことも目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①栄養教育を行うために必要な知識や技術について習得する(知識)
<健栄DP1、健栄DP2>
②個人および集団を対象とした栄養教育の際に必要な技法を身につける(技能)
<健栄DP1、健栄DP2>
※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】

3.授業の概要
ライフステージ・ライフスタイル別の栄養教育に関わる基礎学問領域についての概要やそれらの応用方法について説明する。また個別および集団に対し栄養教育のためのアセスメントをした後、改善計画の立案や栄養教育の実施について概説する。さらに栄養教育プログラムの計画・立案と実施および、その評価について一連の栄養教育をマネジメントする方法を説明する。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
授業は教科書に基づき行うため、シラバスに示された指定教科書の箇所を読んで予習してくると理解しやすい。
(2)授業の受け方
授業は主に板書を用いて、教科書(場合によってはプリント資料)に基づき講義を行う。板書の内容だけでなく、説明をよく聞きながらノートを取れるようにすると良い。
(3)復習の仕方
関連する管理栄養士国家試験の問題や、学んだ技術を実践することで理解が深まる。

5.受講にあたってのルール
(1) 授業中の私語は特に他者の迷惑になるので、絶対にしないこと。
(2) 遅刻および早退は3回で欠席1回の扱いとし、20分以上の遅刻は欠席とする。
(3) レポートにおける不正行為(引用等に注意)があった場合は単位を認めないので再履修となる。
(4)他の受講生のプライバシー保護によりスマホ等での撮影や録画を禁止する。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション(授業説明)
栄養教育論Ⅰの内容の復習
栄養教育論Ⅰで学習した内容を理解してくる
第2回
ライフステージ・対象者別栄養教育①
ー妊娠期の栄養教育ー
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(教科書の図や表を理解する)
第3回
ライフステージ・対象者別栄養教育②
ー授乳期の栄養教育ー
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(教科書の図や表を理解する)
第4回
ライフステージ・対象者別栄養教育③
ー乳児期の栄養教育ー
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(教科書の図や表を理解する)
第5回
ライフステージ・対象者別栄養教育④
ー幼児期の栄養教育
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(教科書の図や表を理解する)
第6回
ライフステージ・対象者別栄養教育⑤
ー学童期の栄養教育ー
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(教科書の図や表を理解する)
第7回
ライフステージ・対象者別栄養教育⑥
ー思春期の栄養教育ー
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(教科書の図や表を理解する)
第8回
ライフステージ・対象者別栄養教育⑦
ー成人期の栄養教育ー
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(教科書の図や表を理解する)
第9回
ライフステージ・対象者別栄養教育⑧
ー高齢期の栄養教育ー
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(教科書の図や表を理解する)
第10回
ライフステージ・対象者別栄養教育⑨
ー疾患を有する者の栄養教育ー
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(教科書の図や表を理解する)
第11回
ライフステージ・対象者別栄養教育⑩
ー障がい者の栄養教育ー
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(教科書の図や表を理解する)
事例から学ぶ栄養教育の理論と実際①
ー医療機関における栄養教育ー
第12回
事例から学ぶ栄養教育の理論と実際②
ー福祉施設における栄養教育ー
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(教科書の図や表を理解する)
第13回
事例から学ぶ栄養教育の理論と実際③
ー①と②以外の場所での栄養教育ー
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(教科書の図や表を理解する)
第14回
栄養教育の国際的動向
予習(該当する教科書のページを読む)
復習(教科書の図や表を理解する)
第15回
まとめ
第16回
定期試験
ABクラス合同で実施
ABクラス合同で実施のため16回目ではなく補講期間に実施することが多い
予習・復習
予習・復習 教科書による予習が必要。授業前に必ず該当する教科書のページに目を通し、疑問点をまとめてくること。復習は、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べ加筆しておく。目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 試験(課題を含む)(95%)・・・ 筆記試験(記述式)とし、全講義より出題する。中間試験を実施する場合もある。
<到達目標①、到達目標②>
(2) 出席、授業態度(5%):欠席および遅刻・早退は減点とする。私語、居眠り、内職等  授業態度の悪い場合は減点とする。
<到達目標①、到達目標②>

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1)前回の講義内容を復習し、理解しておくこと。
(2)授業の展開によっては、変更の可能性がある。変更の場合には随時お知らせする。
(3)この講義に関して心配のある学生は申し出ること。
(4)原則、この科目は、すべての臨地実習の履修に必要な要件である。
(5)他の受講生のプライバシーに配慮し原則スマホ等で写真を撮ること録音等を禁止します。
(6)災害等で対面授業が中止の場合、遠隔授業を行うので対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。
(7)履修時点でGPAが2.0以上であることが望ましい。