(2) 到達目標 ①微生物の基礎(分類と特徴)を理解する。 ②微生物の制御方法(滅菌と消毒等)を理解する。 ③有用微生物を理解する。 ④病原微生物を理解する。 ⑤異物に対する生体防御のメカニズム(免疫・アレルギー反応)を理解する。 ⑥バイオテクノロジーを理解する。 (3) ディプロマポリシーとの関連 微生物はほぼ全ての生活環境に存在しますが,生残と増殖に適した条件を必要とするため,その種類は環境ごとに様々です。各種食品や原材料等も好適環境の一つであり,病原微生物と有用微生物が混在します。また,ほ乳類を維持母体とする病原微生物は多く,従来と異なる変異型が出現した際には人の健康に甚大な被害をもたらします。これらの被害を防止するために種々の微生物制御方法が活用されており,未知なる微生物の存在を迅速に推定するための遺伝子技術も次々に開発されています。
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